就職をするために求人に応募をする理由として、その仕事をしたいという気持ちが1番正しい答えかもしれないとわかっていながらも、私は違った理由で応募する求人を決めました。私は大学生のとき、医師免許を取得したのですが、この時点でもう自分の意志ではありませんでした。それは、姉についていきたいという気持ちがあったからです。ついていきたいというよりも、置いていかれたくない、負けたくないという気持ちの方が言葉として適切かもしれません。姉は総合病院の呼吸器外科で働いていて、たくさんの患者様を救ってきた素敵な医師です。そんな姉に憧れていた私は、同じ大学に進学を決め、さらに就職活動でも同じ呼吸器外科に就きたいと考えました。しかしそこで同じ総合病院を選ばなかったのは、姉の後輩として一緒に働くのではなく、姉のライバルとして見てほしかったからです。そうして求人を探した私は、隣町の市立の総合病院に就職を決めました。もちろんそこの呼吸器外科で、面接では姉の存在も伝えました。Copyright (C)2025呼吸器外科の求人に応募をした理由.All rights reserved.